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 この記事は第一部の一楽木工、第2部の応援団を見ないと意味不明なので注意してください。

 高校時代 
 回想1 … 一楽木工
 
 大学時代
 回想2 … 応援団



 
 地獄の応援団合宿が終わり、いよいよ大学の授業が始まった。しかし、徳島から単身一人で東京へと乗り込んだ私にはまだ友達が0。幸い共に応援団として頑張った仲間が学科には数名いましたが、応援団ショックがまだ抜けきらず、会話しても悲しい話題しかあがってこない。それゆえにお互い積極的に話しかけることはありませんでした。

 大学の同じ学科には270名近くの学生が1学年にいます。

 学科の学籍番号が近い者がチームとなり、授業、実験、実習等で共に行動することが多いのですが、1~2回会ったくらいでですぐに友達になれるものではありません。おそらくこの時点で友達がたくさんできている人は少なかったでしょう。

 ゆえに不思議と焦る気持ちはありませんでした。まだ4月です…。入学式が終わったばかりなのです。

 よく考えてみると、私は応援団合宿で様々な事を経験し、想うところがありましたが、他の大学生はその期間は休日だったので、彼らにとっては今からが大学生活スタート。そう。応援団合宿した私がただ疲れ果てているだけでした(笑)。

 状況が違う。


 実は授業が始まるのと時を同じくしてヒラリンとは相思相愛の仲へと発展していました。

 授業が終われば、いつもヒラリンが食堂で待っていてくれました。そこから二人で農大通りの八百屋や肉屋に買い物にでかけ、一緒に部屋で食事をする。…が日課でした。

 そしてヒラリンは9時頃に実家へと帰る。

 ヒラリンは大学から家まで2時間近くかかるのです。

 わざわざ2時間もかけて帰るのであれば泊まっていけばいいのに…。そう思いましたが、いきなりそういう事はすべきでない。女性はそういうの嫌いますからね。自然とエスコートしてあげる必要があるのです。

 この辺は抜かりなく勉強済み。

 いざ実行するとしても、つきあっている事に甘えて

 「きょ…今日泊まっていく?」

 こんなダサイ台詞を吐くのは最低。これは女性に恥ずかしい気持ち、そして決断する勇気を問う言い方です。決してスマートじゃない。言うならばこうです。

財前「あ。ごめん。もう終電間に合わないね…。洗顔料とかそういうの買いに行こうか?」


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ヒラリン「うん」

 これで決まり。この台詞であれば女性の心理としては、「…終電ないならしょうがないし…どうせならお泊まりセットをローソンで買っておこうかな」となるわけです。辺に決断する必要がない。

 言葉には最新の注意を払い、決して自分の自我を出してはいけない。女性を部屋に泊まらせる場合、重要なのは2割の努力と、8割の準備。もちろん「でも…なんとか帰る」と言われた場合の返し文句も用意しておきます。

 そうすることでロマンチックな夜が過ごせるわけです。気持ちも心もなにもかもシチュエーション次第なのです。

そして夜になると狼が現れる。
 
 まあそんなこんなで、授業が終わった後はほとんどヒラリンと一緒でした。

 しかし

 それが逆に悪かったのかもしれません…。こういう事が何日も続くとどうしてもすれ違いが出てきます。そりゃあそうです。夕方~朝まで一緒にいて、授業終わったら、またず~と一緒。

 ヒラリンは元々東京の人ですし、こっちに友達も多い。ゆえに私とずっと一緒でも良かったみたいですが、私の場合そうではなかった。

 …私は一人なのです。徳島に友達はいるが東京の友達はまだいない。

 できればヒラリンには帰って貰って…、というか会うのは週に2,3回でいいのでは?という気持ちになってきていました。彼女とずっと一緒にいるというのは色んな意味で変化がないのです。

 しかし…

 それをヒラリンは許してくれませんでした。その理由としてまず私の見た目、印象。これがまずかった。

 授業にファッションスーツを着ていくというかなりナンパな格好と、女性と見たらすぐに口説く話かけてしまう姿がどうも気に入らないらしく、自分以外の女性と話すのは禁止!!とまで言われました…。目を盗んで他の女性と話すのが見つかったときなどそりゃあもの凄い雷が落ちてました。電話の着信履歴も常にチェックされてたしね…。

 それに初めはあんなに苦労してヒラリンを部屋に泊めたのですが、今や自分から望んで泊まりますしね…。だんだんとヒラリンに対する緊張感がなくなっていたのかもしれません。

 そして正直私は段々と自分の時間が欲しくなってきたのです。
 
財前「ヒ…ヒラリン今日は帰ってくれないかな…」

 こんなこととてもじゃないですが言えません…。

 なにかいい台詞があるのでしょうが、思いつかない…。

 そういえば…

 女性を口説く方法や一緒に寝るためにはどうすればいいのか?? は徳島でいろいろと学んで来ましたが、逆に

 「女性を帰らすためにはどうすればいいのか?」

 こんなことは一切学んでいない(笑)。これに関しては素人同然。ここに落とし穴がありました_| ̄|○。

 女性と距離を取る方法は学んでいなかった。

 花の都、東京で生まれ東京で育ち、その延長線上の東京の大学にいるヒラリン。
 
 逆に徳島の田舎で生まれ、徳島で育ち、夢を抱いて東京へ出てきた私。

 二人の違いがここで大きく出ました。ヒラリンが求めていたのは安息。私が求めていたのは刺激なのです。

 
 こうなるとずっと二人でいることが苦痛になってきます。東京ドームも行きたいし、ゲームセンターにも行きたい…プロレスも見に行きたい…本屋でゆっくり立ち読みしたい… ゲームもしたい。

 しかしヒラリンに毎日家に来られると、恋の話、いちゃつき、機嫌取り…こんな事しかできない。

 ヒラリンはこれを望んでいました。私もイヤというわけではなかったのですが、どうしてもね…。一人で色々行動したい衝動に駆られる。

 私はここで初めて気づくこととなります。女性を好きなのは確かだが…それはあくまでも「口説く」という行為が好きなだけであり、手に入ってしまうと途端に色あせてしまう…。しかも毎日毎日顔を突き合わせていると百年の恋も冷める…。

 つき合う前はすごく楽しくて刺激がありもの凄い勢いでアプローチするのですが、どうもつき合った後のフォローが私にはできないようです。

 徳島で学んだのは「女性を如何に落とすか…」ですからね…。その後の事は考えてなかった。私が知っていたのは…高校時代のしがない付き合い方…。せいぜい休日にデートするくらいのつきあい方でしたから。

 やはり高校を卒業したくらいの青二才が調子に乗っていきなり同棲に近い行為などするべきではなかった。

 それをヒラリンも察知したのか、まもなく私たちは別れました。ヒラリンは元々綺麗な女性でしたからね…。いろいろ私とつき合っているときもアプローチがあったみたいです。別れて3日で新しい彼氏ができたとの報告がありました(笑)。ホントすごいよ…キミ…。

 ちょっともったいなかったかな…。と思ったものの

 私にも落胆は不思議とありませんでした。「束縛された」という点以外では最高に近い女性でしたからね…。やはり幸せだったのです。

 しかし、これからやることが山積みです。まずは心を許せる友達を作らなければならない。今は女よりも男…。

 男友達がいなくて彼女がいる…。この状況は私には無理でした。まずは地盤を固めないといけません。

 
まずは


 男…

  
 



 とにかく
 

 男友達…




 男…




 男…




















 男が欲しいぜ フゥ~
 
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 =====○)д`);.・;゛;ブッ


 …


 親友ができるきっかけとなったのは大学の授業の実験。そこで「ワコウ」という男と知り合いました。この男無茶苦茶です。まだみんな大学に慣れていまいというのに大股開けて肩で風切って歩いてると思いきや、ズボンのジッパー(社会の窓)全開という大ボケ。さらに大仏みたいな顔していて

 「俺は仏のワコウと高校時分から呼ばれてたんや」

 って…東北の人間なのに関西弁…。

 そしてニヤつきながら
 
 「俺 清原に似てるってよく言われるねん」

 が口癖でした…。どう見ても似てないけどね_| ̄|○

 なにかわかりませんが、やけに気が合いましたねえ。未だに電話する仲ですし…。頭もいいんです。親分肌で後輩には慕われる人柄でしたね。

 もう一人、親友となったのがタカシ。

 こいつはワコウのようにギャグ系の男じゃない。格好いい系です。そうビジュアル系。TOKIOの山口にクリソツのルックスの持ち主。それだけにモテモテで高校時代の彼女とその時まだ遠距離恋愛してましたしね…。
 
 このタカシは私とワコウの大ボケコンビの突っ込み役として活躍することとなります。私とワコウだけですと、ボケトーク、持論トークがどんどん進んで二人とも引っ込みが突かず困ったことになるんですが、そこをタカシがビシッと仕切ってくれてたわけです。
 
 まあこのタカシが真面目な顔してかなりのエロ度を誇っていたというのもポイントの一つでしょうか?

 他にもたくさんいるんですが、今回の話の流れには出てきませんので割愛します。

 それから夏休みまでは怒濤の如く時間が過ぎました。何もかも新しく、県外の友人ができるという事自体がうれしかった。上記の親友の二人が関西弁というのが少し東京らしさを失わせましたが…。

 夏休みになると、2週間の農業実習が大学で行われます。そうです。神奈川県まで出向き、農業の実習。つまり畑や植物、野菜を栽培する基礎を実技で学ぶのです。

 学年270名が一つの宿舎で共同生活するというそれはもう一大イベントです。今はもう…なくなってるのかな?
 
 だいたい270名なんて人数がまとまるわけありません。ロビーで集まって話してると普段は知らない顔の学生がボコボコ出てきます。授業来てないだろお前(笑)という感じ。

 実習は私にとってはもの凄く簡単なものでした。基本は草刈り、そして栽培なわけですが、こういうのは小さい頃からやってましたからね…。楽勝なわけです。

 しかし…周りはというと…。鎌すらまともに扱えない学生が多すぎです。使い方をわかっていない。少し斜めにしないと鎌というのは切れないようになってい るんです。これは大昔の人の知恵でしょうね。それをまずわかってない。みんな地面と平行に振ってます(笑)。それじゃ草は切れない。まあ東京の人はこんなもんでしょう。虫や昆虫でもいちいち驚いてましたからね…。

 これでは私や鎌を扱える人の負担が大きすぎるので、直々に鎌の指導をしてあげたのですが、残念ながらかわいい女性はこのチームには0…。ということで「かわいい娘」の名前を聞いておくことにしました。

 「農学科でさ。かわいいって評判の娘っているの?」

 …

 4,5人の名前が挙がります。

 クックック…
 
 なるほど。という感じでメモ。そんなもん270名もいるのにイチイチ一人一人確認するわけにはいきませんからね。ここで聞き出しておくことが得策だと思ったのです。

 (;゜д゜)?

 ああ…

 また悪い癖が_| ̄|○と思いましたが、ヒラリンと別れて2ヶ月経ってますからね。そろそろいいんじゃないかな?という時でした。

 
 …


 事件はこの日の実習が終わった後に起こります…。

 
 実習を終えて宿舎へと帰る私たち。そして部屋で休憩した後にみんなで飯です。

 ジリリリリリ

 合図のベルが鳴りました。飯を食う場所は一階の外れ。学生一同は一斉に食堂へと向かいます。

 私も一階まで降りて下駄箱の靴とスリッパを取り替えようとしたその時でした。 私の下駄箱は一番下だったので私はしゃがんでいます。スリッパを下駄箱からとって…

 さあ…

 行くぞと…

 立ち上がろうとしたその瞬間でした…

 一人の女性が私に話しかけます。

リリカ「あ、ごめんなさい。もうちょっとしゃがんでて^ ^」

 
 …どうやらその女性の下駄箱は私の下駄箱の筋の一番上にスリッパがあったらしく私に立たれるとちょっと困るのでしょう。

しかし妙に耳に気持ちいい声でした。そして何か懐かしいような…。

 私はその女性の顔を確認しようと視線をあげました



 すると…?

 









 あれ…?


















 !?




















 エ工ェエ工エ工ェエ工工エェ工エェェ(;゜Д゜)エ工ェエ工エ工ェエ工エ工ェエ工


 












り…リリカ!!

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目を疑いました。高校時代の女神リリカがなんと私の目線の先に!!東京に出てくる前に苦労したのも、バイトしたのも、オシャレに目覚めたのも、女性の口説きのテクニックを必死に吸収したのも…すべてこのリリカがきっかけ。

 そして高校時代は大学受験という壁に阻まれ、とうとう気持ちを伝えられなかった最愛の女性が今目の前に!!!


 そのリリカが再来…


 ば…バカな!!



 リリカは京都の大学に行ったはずだ。東京にいるはずがない。それにここは実習をする辺鄙な農場だぞ。あり得ない。いるはずがない。

 270人の大移動が行われる中、私は動けません。腰が立ちません。それほどのインパクトがありました。後からヘラヘラとやってきたワコウが

ワコウ「おい財前。おまえ何そんなとこでしゃがみこんでんねん。はよ飯行くぞ」

タカシ「ヒャッヒャッヒャ。おまえアホとちゃうんかwごっつ格好悪いぞ、その格好w」

財前「…」

タカシ「それでよ~ 以下略…」

 


 まったく…


 これだから…こいつらは…。


 人の気持ちを読めよ。


 …





  は (;゜д゜)?


 イ…イカン


 見失った!!リリカを。


 ど…どこへ…。



 …

 もう後の祭りです…。270人も収容する食堂でリリカを探せるはずがない。何度かご飯をおかわりに行って周りをキョロキョロしたんですが、見つかりませんでした。完全に目標を消失。そしてそんなに目立つ娘でもないので目標は完全に沈黙…。

 …

 しかし、さっきのは完全にリリカでした。背、顔、髪型、声、雰囲気すべてに見覚えがあります。

 私は宿舎に帰った後ワコウとタカシにこの事を話しました。

財前「かくかくしかじかだ…。そのリリカという娘にそっくりな娘…いや本物かもしれん…がいたんだよ。」


ワコウ「ホンマかいな!?そんなワケないやろ。だいたい京都の大学に行った娘がこんなとこに…」

タカシ「そんな事よりよ~。おまいら誰かかわいい娘見つけたか?俺見つけてん」

ワコウ「おお??誰や!」

タカシ「今日な。一緒の組やったんやけど…名前がな」

財前「…」



 人の話全然聞いてません。この二人…。ワコウは相変わらず調子いいよなあ。ホント相づちというかそういうのがうまい(笑)。

 
 そして翌日…



 奇跡は続きます。

 
 朝ラジオ体操を行って、先生が組み分けを発表します。3班はここ。4班はあそこ。という風にね。

 したら。なんと!!なんと!!リリカの組と私たちの組が実習一緒に!! キタキタキタキタ(゜∀゜)キタコレ 。

 間違いありません。どう見てもリリカです。

 しかし…


 話しかけられません。だいたい


財前「やぁ。リリカ」

リリカ「は?何?誰それ?」


 とかなったら糸冬。それで終わりです。これはマズイ。せっかく神がくれたチャンス。ここは細心の注意を払うべきなのです。

 案ずることはありません。


 だって先生が出席を取るんですからね

 クックック…。


先生「佐藤」

佐藤「はい」

先生「大下」

大下「へぃ」

先生「土屋」

土屋「は~い」

先生「高柳」

高柳「うぃ」


 










 次です…。リリカの名字が呼ばれれば彼女は確実にリリカ。それですべての謎が解けるのです。


 先生がその名を呼ぶ…









 ドキドキの一瞬です。











 …

























 先生「チズエ」 




 リリカチズエ「はい」


 












 


  (;゜д゜)?





 工工工エエエエエエェェェェェェ(゜Д゜)ェェェェェェエエエエエエ工工工




 
 ち…チズエだと!?

 
 な…バカな。ということは別人??


 リリカとは違う誰かなのか…。







 …






 マジでか?!

 しかしうり二つなのです。どこからどうみてもリリカにしか見えない。確かにリリカとは半年以上会っていません。 顔も多少は忘れている部分もあるでしょう。しかし…ここまで似てると…。

 残念ながら、友達の取り巻きの数が多すぎて実習中には結局チズエさんとは一回も話をすることができませんでした。そしてその後組が同じになることなく2週間の実習が終了。

 実習が終わったのでみんなは「これから夏休みだ~」と飛び跳ねてます。

 …大学の夏休みってね…。8月~10月まであるんですよ。2ヶ月も_| ̄|○。もう授業は10月までない。誰も大学に来ない…。

 
 電話番号…

 メールアドレス…


 これを聞けないまま、そしてチズエさんと会えないまま2ヶ月をすごせだと!?








 バカな!!!


 そんなバカな。2ヶ月何もできないとかあり得ない。しかし…今更聞けない…。今更電話番号とか聞けるわけない。というより何も考えられない…_| ̄|○

 …

 これです。これがもうミステリー。普通の女性にならパッと電話番号を聞く台詞が頭に浮かぶのですが、リリカといい、このチズエさんといい、こういう女性を目の前にすると普段の力の1%も出せないのです。台詞が頭に浮かばない…。

 だいたい目があっただけで心臓がばくばく。そしてチズエさんとすれ違うだけで固まってしまう…。普段からすると考えられない事ですが、この二人に対してはそう。

 というより未だにこの二人だけです。こんなに緊張したのは。

 ということで…これから長すぎる夏休みを迎えることとなる財前…。そんな事は何もしらず夏休みに突入するチズエさん。

 勝負は夏休みが終わって新学期が始まった初日。そこしかありません。つまり10月。この2ヶ月でさらに精進を積みアタックするという青写真が脳裏に描かれました。

 時を同じくしてある部活の勧誘が私の元へとやってきました。これがある意味2年生からの大学生活のキーポイントとなるギター部。ここでも信じられないような事が起こりますがこれはまた次回。

 
 次回は

 ストーキング疑惑発覚?? 


今日は一日2エントリー
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2005.10.03 / Top↑
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